1984年開店、27年目、いわばこの街の老舗の1軒である。

 カウンターのなかにすわるのは、青森県出身のママ。開店からの「歴史」が感じられるような壁の色といい、なにか、ママのお宅の居間に座りこんで、おしゃべりしているような安心感と懐かしさがある。カウンターに頬杖をついて、青森発のつまみを味わいながら、のんびりとした会話が楽しめそう。著名な写真家、舞台で活躍中の役者さんもおとずれている。

 二階は、さまざまに使用できる10人あまり収容可能なスペースになっている。開店時間がよその店よりかなりはやいので、会合に重宝されている。たべもの持ちこみ可、ただし、部屋の使用代は無料であるが、飲み物を注文すること、火気厳禁、セルフサービスである。窓の風情がノスタルジックな素敵な小部屋である。

 ママの自己紹介は「夜中に酔っ払ってるママ、イケメンの若い男の子が好き」お客さんの弁、「ママはまるで友達のようで、店が空いているときには、ゆっくり話もきいてもらうひと」ママの魅力を体験したいひとは、なんとか紹介をとりつけて、午後5時には開店するので、ママがあまり酔っ払っていない1軒目に、この店をのぞいてみてほしい。


 
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住所 新宿区歌舞伎町1-1-8
電話 03-3200-9108
営業時間 午後5:00〜午前1:00 (2階は午前0時まで)
定休日 日祭日
席数 8席
予算 1,500円〜
チャージ ボトル1,500円 ショット1,000円
ワンショット 500円〜
ボトルキープ 焼酎3,500円〜
ホワイト5,000円 角ビン6,000円など
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